こんにちは。
今日はOTC取引についてお話します。
前回の記事でも、ちょっとだけ触れましたが、
BitcoinSVを手に入れる方法のひとつです。
この記事を読むと、BSVの入手方法の選択肢が
広がると同時に、そこに潜むリスクも見えてきます。
実際にOTC取引をするかどうかはさておき、
勉強しておくに越したことはないと思います。
そもそもOTCとは、Over The Counterの略語で、
一般的には店頭取引、相対取引といいます。
『このリンゴほしい。売って!』
『いいよ、1個100円ね』
『ありがとう!』
これも相対取引です。
つまり、1対1でお互いが納得した内容で
取引がその場で成立する形態のことを指しています。
仮想通貨も同じように、
買いたい人と売りたい人のお互いが納得する
数量と価格であれば取引が成立します。
ざっくりメリットとデメリットを挙げますと、、、
【メリット】
①条件が合えば希望価格で売買ができる
②取引所の口座開設とかそういう手間が省ける
③取引所を信用・利用しなくても良い
【デメリット】
①相手のことを信用できるかどうか(最重要)
②取引所に比べて手数料が割高になりやすい
③取引金額が大きくなるほどリスクも上がる
ザッとまとめると、こんな感じです。
もうちょっと細かく見ていきましょう。
まずメリットについてです。
①条件が合えば希望価格で売買ができる
これは例えば1,000万円とか1億円の取引をしたい場合、
それを取引所でやると相場に直接影響が出てしまい、
買いたい(もしくは売りたい)金額ではない金額で
取引が成立してしまい、損することがあります。
しかしOTC取引なら、1対1ですので
相場に直接の影響はなく、取り決めどおりの金額で
取引を成立させることが可能です。
②取引所の口座開設とかそういう手間が省ける
このブログ見ている人は一般論でいうところの
ネットリテラシーが低い人だとは思えません。
ましてや、ここBSVブログですよ!?
もはや高いのか何なのか分かりません。。。
しかし、世の中には取引所が開設できない人が
意外とそれなりにいると私は思っています。
(開設不可の理由も厳密には2つあるのですが・・・)
1、ご高齢、機械オンチなど操作に慣れていない方
2、何かしらの事情で口座開設を拒否された方
※察して下さい
こういう方に希望を与えてくれるのがOTC取引です。
③取引所を信用・利用しなくても良い
当たり前ですが、取引所には仮想通貨が集まります。
その量はハンパなく、そこを狙うハッカーと呼ばれる
ネット上の銀行強盗みたいな人たちがいます。
忘れた頃にハッキング事件が起きては世間を騒がして
大きな話題になりますが、取引所は銀行ではなく
法律で補償が決まっているわけでもありません。
※2019年8月時点
人によっては、取引所が信用できない!
という意見・考えの方もいらっしゃると思います。
そういう方にはOTC取引という選択肢も
ひょっとしたらアリかもしれません。
次に、デメリットについて詳しく見ていきましょう。
①相手のことを信用できるかどうか(最重要)
これが一番重要で大切です。
ほぼこれが全てだと言っても過言ではないでしょう。
『現金を支払ったのに仮想通貨が届かない』
『仮想通貨を送ったのに現金がもらえない』
もっとひどいと、命の危険すら出てきます。
信用の基準は人によってバラつきもあるので
一概に信用できる項目リストのようなものは
私のほうで用意はしておりませんが、
金額が大きくなればなるほど慎重になって
考え、行動したほうがいいでしょう。
②取引所に比べて手数料が割高になりやすい
ぶっちゃけ、これは取引相手によります。
①と一部重複しますが、それなりのリスクがあるので
その分手数料が高いのでは?という認識です。
③取引金額が大きくなるほどリスクも上がる
①と②と重複しますが、そのまんまです。
特に現金を受け取る側は、受け取る形式を
考えないと金額によっては狙われる恐れも
十分に考えられるのでは?と思います。
OTC取引は日本では現時点(2019年8月)で
合法です。
※ただし課税対象なのでそこはお忘れなく!
OTC取引そのものは合法なのですが、
1、不特定多数と取引を行っている
2、同じ人と複数回取引を行っている
3、当局が"業(ぎょう)"として認識している
上記の場合は、厳密には仮想通貨交換業者として
正しく申請、認可を受けなければいけません。
それを受けずにやった場合は、
法律違反になってしまいます。
そういった点も気をつけて
もしOTC取引を行う場合は、
参考にして頂ければと思います!
【まとめ】
①OTC取引は危険がいっぱい!
でも正しい知識と適度な金額であれば回避可能
②OTC取引は合法!
しかし方法次第では法律に引っかかるかも!?
以上です。
今日も最後まで読んで下さり、
ありがとうございました~。